Adec'K

Advanced Design Center "K" 土木設計(道路・河川)、公共測量全般

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

災害復旧事業って?(4) 

 100mルール。ってものが存在します。

 災害復旧事業っていうのは、何でもかんでも「崩れてりゃー国庫補助しますよ」ってものではありません。

 

 「適用除外」という項目がありまして、1箇所工事費用の限度額が示されています。

  都道府県又は政令都市=120万円、市町村=60万円未満は失格として処理されます。

   軽微なものは管理者の財布を使って治しなさい っていう事です。

 

 但し、一つの施設(同一道路・河川)について災害にかかった場所が直線距離で100m以内の間隔で連続している場合は1箇所工事として認める。

 

 要するに、一つ一つの被災は120万(60万)未満なんだけど100m以内のものは足し算してもいいよ って事です。

 この但し書によって、採択される被災箇所がかなりカバーできる事になります。

 市(町)のように管理物件が小さい河川・道路では個々の被災範囲が狭く、この但し書が無ければ、かなりの被災物件を単費で行わなくてはならなくなってしまいます。

 よって、この100mルールは救済措置として非常に有効なものです。

 

 ただねぇーー、ものは使いようなんですよ

 「100m以内だ」って何でもかんでもくっつけてしまうと 実作業に悪影響がでるんですね。

 99.9m離れていても1箇所って事になると、先ず測量範囲が増えます・・もっとも被災区間以外はマンガでもいいよ って役人は言ってくれるんですけど作業が増える事は事実ですよね。

 次いで設計作業にも負荷が掛かってきます、申請額1000万円未満は「総合単価による設計書」の作成ができますので、結構スピーディーに処理する事ができますが、100mルールでどんどん被災箇所を繋げられると アっ!という間に1000万円を超え「積み上げ積算方式」となり処理速度が極端に低下してしまいます。

 特に1000万円前後の物件になりますと、役所も不安に駆られ「両方(総単+積み上げ)やっておいてね」なんて言ってくれますしね。

 

 時間の無い状況で作業を行う訳ですから、100mルールをちゃんと理解して使ってほしいもんです。

 100mルールは”但し書”なんだし、救済措置なんだし・・・

     100mと云う処だけ守るのは おかしいでっしゃろ!

     限度額の方が重要じゃん! + 作業効率

 

 

 ある町の災害担当者は、こういったコンサルからの声を理解し

 「自分の責任でこの被災箇所の接続は止めます!」

 と、すばらしい一言を残し現場をあとにしたそうです。

 「たいしたお人だ! すばらしい!」とその現場のコンサルは感動して帰社しました。

 翌朝・・・・役所より「ゴメン・・・やっぱり・・くっつけて・・・下さい・・」の電話連絡があったようです。

 

 バカか? できん事約束して帰んなよ!! 公務員の素性を見た! ってか?

 

にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 福知山情報へ



コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
Lc.カテゴリー
検索(サイト内)
独り言
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
プロフィール

kiri

Author:kiri
京都府在住♂
このサイトはリンクフリーです

天気予報

-天気予報コム- -FC2-
合わせて読みたい

あわせて読みたい



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。